8月13日(土)

昨日はブログを更新できなかった。

休日だったのだが朝から実家に帰る用事があり、とある場所で半日ほどを過ごした。詳述は避けるがとてもストレスの溜まる時間だった。

夕方からは盆休み中の友人と落ち合い飲みに行った。そこでストレスの反動からかしこたま飲んでしまい、解散して部屋に着いた途端にぶっ倒れるように寝てしまった。明け方近くに目が覚めて、取り敢えずシャワーだけ浴びて仕事に出かけ、帰宅し現在に至る次第だ。

おかげで午前中は二日酔いで頭が痛くて仕方がなかった。全く、いい年した中年が何をやっているのだろう。

部屋に着いてぶっ倒れる刹那、ぐらんぐらん回る天井を見ながらもうこんなの嫌だな、と心から思った。ついさっきまでバカげた話をして笑っていたのに、今は全てが虚しかった。誰かの待つ家に帰りたいな、と切実に思った。

5月の頭に『山崎ロックバカ飲み女』からいいねをもらって迷った末に再開したマッチングアプリ。3ヶ月の有料期間は先週で終了した。結局高い金を払っただけで何の成果も得られなかった。

マッチングした人はいるにはいた。先月頭に会う約束を取り付けて、いざ日程を決めましょうというところまで進んでいた。お相手は土日が休みだという。

シフトを確認すると自分が行けそうな候補日は2日ほどあった。それらを提案するも、残念ながら2日とも予定があるという。

『月末の土日ならどちらでもいいですよ』とお相手は言った。
今度はこちらが両日とも仕事だった。ことごとくすれ違う。仕方ないなあと思いつつ、主婦パートさんに無理を言って休みを変わってもらうことにした。自分は一度決まったシフトを変更するのはものすごく気がとがめる。罪悪感を感じながらも、嫌な顔ひとつせず休みを替わってくれた主婦パートさんに心から頭を下げた。それが7月上旬のこと。

さあここから月末まで長いなあ、まあやっと日も決まったんだしそこまでやりとり頑張るか!と萎えそうな気持ちを奮い立たせていたところ、7月中旬頃になってお相手のほうから新たなメッセージが届いた。

『すいません、コロナがひどくなってきたので落ち着くまで会うの延期出来ませんか?』

これで完全に気持ちが切れた。確かにコロナは急激に増えていたし、気になる人も多いだろう。お相手は何にも悪くない。

ただ、感染者が落ち着くまで様子を見て、その間メッセージで何とか繋ぎ、落ちついた頃にまた『そろそろどうでしょうか?』、などとお伺いを立てるような甲斐性はとてもじゃないが自分には残っていなかった。

『申し訳ありませんが、もうこれでやりとりを終わらせましょうか。』結局その旨をそのまま説明し、終わらせてしまったのだった。

ここで諦めずなんとかメッセージで繋いでいったらうまくいった可能性もあったかもしれない。数少ないチャンスをまた自分で潰してしまったのだった。

天井は回り続けている。薄れ行く意識の中、俺はもうずっと1人なんかなあ、と思いながら目を閉じた。

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