破滅に向かって~書店員日記~

アラフォー独身書店員のブログです。 よろしくお願いいたします。

4月23日(火)
暖かい1日。いよいよ冬が完全に終わった気がする。スプリングコートも羽織らず、スーツだけで仕事に向かう。

来月のシフトを途中まで作り、品出しやら注文やら、いつもの業務をこなしてるうちに終わっていた。

気候のせいか、店メンバーも機嫌良さそうで安心した。

先日、1月に採用したばかりの主婦が突然辞めると言ってきた。理由をここに書くのは控えるが、とりあえず気分がかなり悪くなる内容だった。来月の中旬までだそうだが、さっさと消えてほしい。

面接での顔なんて本当に信用できない。都合のいいことばかり言い、自分を良く見せて、採用したと思えばたったの数ヵ月でこの結果だ。根詰めて皆で教えたあの時間は何だったのか。

まあ、もういいか。ボヤいても仕方ない。
どちらかが一方的に悪いなんてことはないし、こちらも反省しよう‥

4月20日(土)

おしりたんていの新刊が入荷した。

今や児童書の一番のヒットシリーズである。

店の最も目立つ場所にワゴンで大展開をした。

しはらくこの勢いは続くことだろう。

顔がおしりのキャラがここまて人気になるとは、全く世の中何が売れるか分からない。しかし顔がケツて!よく自殺せずに真面目に生きてはるわ!

土日は品出しの合間にレジでヘルプに入ったり、書評掲載の商品を集めて陳列したり、落ち着く間もないまま時間が過ぎていった。

こういう日のほうがいい。煩わしいことも多いが、少なくとも余計なことを考えなくてすむ。

疲れて家に帰ってビールを飲む、その一瞬だけが唯一心安らぐ時間だ。

現実なんて9割がた辛いことばっかりだから。

今日もなんとか終わった。

明日はおしりたんていの新作が入ってくる。今児童書で一番のヒットシリーズだ。店の最も目立つ場所にワゴンを置いた。

最近では休みの日よりも働いてる時のほうが気が紛れる。

イエモンとスガシカオのアルバムを聴く。両方ともいいアルバム。ベテランがこれだけの力作をリリースするのはやっぱりすごい。

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