破滅に向かって~書店員日記~

アラフォー独身書店員のブログです。 よろしくお願いいたします。

10月2日(木)

遅番。

この日も日記手帳が大量に入荷。前日に空けておいたスペースにひたすら出していく。順番や大きさは後日版元の人が直してくれるから深く考えなくていい。とりあえず全部出す。

今月から最低賃金が更新された。今年もまた大幅アップになったが、それによって使用できる人件費が上がることはない。もはや真剣にシフトを作るのが困難になってきている。売上の厳しい店ではほぼワンオペで回しているところもあるそうだ。もう限界だな、と思う。書店の閉店は今後も続いていくだろう。




10月3日(金)

休日。

昼から友人と落ち合いとある観光地へ。ちょっとした気晴らしにはなったが、ここもまた外国人観光客が相当に多かった。店を探そうと路地裏に入ったらそこにいるのがほぼ外国人で、もはやここは本当に日本なのかと思ったくらいだ。排外主義ではないがさすがに多すぎるんじゃないか、とは思う。
友人の教えてくれた居酒屋でしこたま飲んで食べた。




10月4日(土)

遅番。

ここ最近はずっとoasisを聴き直していた。もう何十年も聴いていなかったが、これだけ再結成が盛り上がっているとさすがに聴かずにはいられない。

今日は『モーニンググローリー』。言うまでもないが、改めて最高のアルバムだと思った。曲順も完璧だろう。しょっぱなの『ハロー』でまずぶちかまし、『ロールウィズイット』で軽快にならした後は一転してシリアスな『ワンダーウォール』。そこからの『ドンルク』で完全KO‥。そりゃこの壁は超えられるわけないわな、と思う。

聴きながら、このアルバムをよく聴いていた30年前の色んなことを思い出していた。そんな人が今日本中にごまんといるのだろう。100人いれば100人のoasis観、エピソードがあるはずだ。1人ずつ話を聞いて分かち合いたいような、そんな気がした。

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10月1日(水)

遅番。

高橋書店の26年手帳が大量に入荷する。毎年この時期は慌ただしい。手帳に加え、カレンダーや家計簿、年賀状素材集などが一斉に届くため陳列場所を作るのにかなりの時間を要してしまう。それらを普段通りの人数で行うため、出し終わった後は本当にヘトヘトになる。何もこんなに集中して来なくてもいいとは思うのだけど。

自分の勤務店ではたいてい9月の終わり頃から徐々に手帳が入ってくるのだが、それよりも以前に問い合わせを受けることがある。『まだ入荷していないんですよ』などと答えるとあからさまに失望した顔をする人さえいたりする。とはいえ来年の手帳なのだ。まだ年が明けるまで3ヶ月以上あるわけで、なぜそこまで早く手に入れたいのだろう、などと自分は思ってしまう。きっと常に先を見据えて行動している人なのだろう。

帰り、職場から外に出ると風が涼しかった。いよいよ秋か。

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参ったなあ。

このところやることが多くてブログが全然書けない。

それどころか生活も荒みまくっている。ふと部屋を見渡せばシンクは洗えていない食器で溢れ返り、洗濯物も溜まる一方だ。風呂もトイレもどうしようもなく汚れている。

次の休みはまだまだ先。
どこかのスキマ時間でこの惨状を何とかしたいものだが。

いや参った。たとえ大過疎といえどブログを書くのは俺の人生での重要な時間なのだ。早く生活を立て直したい。本も読みたい。自炊もしたい。

とりあえず今日はもう寝よう。
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