破滅に向かって~書店員日記~

アラフォー独身書店員のブログです。 よろしくお願いいたします。

2020年09月

メンタルクリニックに行こうか迷っている。

このところ、いつにもまして毎日が辛い。何をしても楽しくないし、誰とも話したくない。事実、職場でも家でも最低限の会話以外はしていない。というより出来ないのだ。やっとのことで仕事には行くのだが、早く時間が過ぎないかとそればかり考えている。最低でも九時間は絶対に働かないといけないという決まりは誰が作ったんだろう?本当に耐えられない。

当然、ブログを書く気力など湧いてくるわけもなく、ますます更新頻度は下がっている。本当なら他の人たちのように、毎日近況報告を面白おかしく欠きたいのだが。どれだけ時間が流れてもそんな日は永遠に来ないように思う。

メンタルクリニックには過去にも世話になった。もう10年以上前だが、20代半ばでハゲだして完全に希望を無くしていたときに行ったのを覚えている。

その時は確か、自分の話を聞いてもらった後で薬を処方されたのではなかっただろうか。それを飲むととても穏やかな気分で眠れたことは強く印象に残っている。

どうしようか。また同じような薬を処方してもらうか?しかしそこまで足を運ぶことすら今は面倒だ。

世間は4連休で、通勤途中の駅では旅行客と思われる家族連れと数えきれないほどすれ違った。真っ直ぐ歩くのも困難なほどごった返していて、完全にコロナ以前の人出が復活したように思える。いつの間にかコロナも完全終了したかのような人の多さだ。

こんな時いつも思う。『なんで自分は「あっち側」に行けなかったんだろう』と。

ある程度の年齢で相手を見つけ結婚し、家族を築く。もちろんそこに至るまでは一人一人紆余曲折あっただろう。結婚したから、家庭を築いたからといって完全に幸せ!最高!というわけでも勿論ないだろう。みんな様々な悩みを抱えているはずだ。そんなことは分かっている。

『どこの誰が本当に幸せなんだろうか?』昔聴いた歌のフレーズにもあったっけ。

けれど、ちゃんと人生の階段を一歩一歩上っていってるな、と思えるのは間違いなく彼らなわけで。

誰かと結婚して一緒に暮らしたいなんて欲求は今の自分には全くないけれど、独身最高!なんてことも全然思わない。

あるのはただ一つ、普通の人たちと同じような人生を歩むことの出来ない自分への諦め、それだけだ。

ブログ更新したいな、書かなきゃなと思いながら出来ないまま時間が過ぎていった。

出来ることならコンスタントに更新したいのだが、どうしても身体がついていかない。毎日仕事に行くだけで精一杯で終わってしまう。空いてる時間も考えることを放棄したくて、スマホばかり眺めて過ぎていく。

つくづく毎日のように更新出来る人たちは凄いなあと思う次第だ。

さて、またこれから色々と書いていくか。

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リアム・ギャラガーの映画『AS IT WAS』、これは観ておきたい。

オアシス解散以降はギャラガー兄弟がそれぞれリリースする音源にもあまり興味も持てず、リアムのソロもろくに聴いていない。しかしこの10年、ビーディーアイが失敗しソロで返り咲くまで、リアムが何を考えていたのかはぜひとも聞いてみたい。


映画館にも久しく行っていないが、コロナを経て今はどんな感じなんだろう。経営もかなり苦しいだろうなあ。

8月が過ぎていった。

今年はコロナの影響でフェスも花火も夏祭りもなし。それら全てにほとんど参加しない自分のような人間でも、さすがに少し寂しいなと思ってしまう。

毎日続くバカみたいな暑さだけが唯一夏らしさを感じさせるのだった。

その間に棚卸しがあった。8月はほぼその準備に費やされた。自分の会社の棚卸しは、店のメンバーと業者の人たちで、店内の全ての商品のバーコードを機械で読み込んでいく。その数は数万冊にのぼるだろうか。これを夜通しかけて行う。

年に1回のこととはいえ、明け方終了する頃には尋常じゃないくらい疲れる。そして最悪なことに、数時間事務所で仮眠をとったあとは普通に店で勤務するのだ。

やっとのことで勤務を終え、夕方になって帰れる頃には文字通りヘロヘロになっている。アラフォーの体にこれはさすがにきつい。体力の無い自分にはなおさらのことだ。

その日は帰宅後食事もとらずにベッドに倒れこみ、朝まで眠り続けた。

肩の荷がおりた気分だが、今月は更に大変な用事が待っている。落ち着くのはまだ先のようだ。






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