2022年08月
前野健太ライブ③‐追記‐
最高だったライブ、あとは箇条書きで思ったことをいくつか。
・佐山こうた、生で見たらやっぱり凄かった。テクニックはもちろんのこと、鍵盤を弾きながら幸せそうに笑ったり、かと思えば急に無表情になったり、だいぶクセのありそうなキャラクターもいい味を出していた。例えるなら変態大学教授といったところだろうか。
・中盤、『花火大会ということで花火の歌を』とのことで始まった「夏が洗い流したらまた」。元々大好きな歌だが、色んなことを思い出してふと涙が込み上げてしまった笑。この歌は染みすぎる‥。
“わたしのこと 歌になんかしないで それできれいさっぱり終わりだなんて思わないで”
・過去曲もCDの音源とアレンジが変わっていて新鮮に楽しめた。四つ打ちに変貌した『防波堤』最高。
・アンコールにて、マエケンが『今から鴨川って曲やるんですけど、良かったら誰か一緒に歌いませんか?』と言い出す。冗談かマジか分からず戸惑う場内。『いいですよ全然。どうせ二度と会わない人たちじゃないですか』と平然と言いのける。どうやらマジらしい。しばらくざわついていたが、最前列の男性が立候補する。客席の大拍手の中ステージに上がる男性。なんと島根から来たという。
正直『うわ、こういうのちょっと見てられないなあ 』と思っていたが、意外と男性の歌が上手く普通に聞けてしまった笑。一番を見事に歌い上げ、客席に向かってガッツポーズをとる男性。マエケンが男性のフルネームを絶叫する。いやー大した度胸。素晴らしい。
・噂には聞いていたが聞いていたがマエケン、MCに割く時間がかなり長かった。ほぼ一曲終わるごとにトークが始まり、それがいちいち長い。ライブでのアーティストのおしゃべりにはほとんど興味がないので、正直さっさと歌ってほしいなと何度も思ってしまった。このあたりは人それぞれだろう。
・弾き語りのアンコールでマエケンが客席にリクエストを求め、いくつかの曲が挙げられた。『sad song』の声があがり、あー聴きたいなあと思っていたのだが、なぜかそれだけスルーされていた。他のリクエストはそれぞれ一番ずつ歌っていたのに‥。深い意味はなくただ忘れてしまっただけだろうけど。
・結論。このメンバーでどうかライブアルバムを出してもらえないでしょうか?本当に最高で、時間を巻き戻してもう一回全く同じライブを体感したいくらいです。
・全て終わって時計を見ると20時半。今なら花火客の帰宅ラッシュにギリギリまきこまれないで清むかもしれない。小走りで人混みをかきわけ大阪駅までの道を走った。駅の周辺はびっしり花火を見上げる人たちで埋まっていた。
・佐山こうた、生で見たらやっぱり凄かった。テクニックはもちろんのこと、鍵盤を弾きながら幸せそうに笑ったり、かと思えば急に無表情になったり、だいぶクセのありそうなキャラクターもいい味を出していた。例えるなら変態大学教授といったところだろうか。
・中盤、『花火大会ということで花火の歌を』とのことで始まった「夏が洗い流したらまた」。元々大好きな歌だが、色んなことを思い出してふと涙が込み上げてしまった笑。この歌は染みすぎる‥。
“わたしのこと 歌になんかしないで それできれいさっぱり終わりだなんて思わないで”
・過去曲もCDの音源とアレンジが変わっていて新鮮に楽しめた。四つ打ちに変貌した『防波堤』最高。
・アンコールにて、マエケンが『今から鴨川って曲やるんですけど、良かったら誰か一緒に歌いませんか?』と言い出す。冗談かマジか分からず戸惑う場内。『いいですよ全然。どうせ二度と会わない人たちじゃないですか』と平然と言いのける。どうやらマジらしい。しばらくざわついていたが、最前列の男性が立候補する。客席の大拍手の中ステージに上がる男性。なんと島根から来たという。
正直『うわ、こういうのちょっと見てられないなあ 』と思っていたが、意外と男性の歌が上手く普通に聞けてしまった笑。一番を見事に歌い上げ、客席に向かってガッツポーズをとる男性。マエケンが男性のフルネームを絶叫する。いやー大した度胸。素晴らしい。
・噂には聞いていたが聞いていたがマエケン、MCに割く時間がかなり長かった。ほぼ一曲終わるごとにトークが始まり、それがいちいち長い。ライブでのアーティストのおしゃべりにはほとんど興味がないので、正直さっさと歌ってほしいなと何度も思ってしまった。このあたりは人それぞれだろう。
・弾き語りのアンコールでマエケンが客席にリクエストを求め、いくつかの曲が挙げられた。『sad song』の声があがり、あー聴きたいなあと思っていたのだが、なぜかそれだけスルーされていた。他のリクエストはそれぞれ一番ずつ歌っていたのに‥。深い意味はなくただ忘れてしまっただけだろうけど。
・結論。このメンバーでどうかライブアルバムを出してもらえないでしょうか?本当に最高で、時間を巻き戻してもう一回全く同じライブを体感したいくらいです。
・全て終わって時計を見ると20時半。今なら花火客の帰宅ラッシュにギリギリまきこまれないで清むかもしれない。小走りで人混みをかきわけ大阪駅までの道を走った。駅の周辺はびっしり花火を見上げる人たちで埋まっていた。
前野健太ライブ②
マエケンライブ続き。
セットリストは『ワイチャイ』を曲順通りに全曲プレイ、合間合間に過去作の曲を織り込む内容となっていた。
『ポルトガル』に続き『わたしの羽根』。マエケンのギターと佐山こうたの鍵盤の掛け合いがフリージャズっぽくて痺れる一曲だ。これこれ、これが聴きたかった。早くも今日のライブに来たことが間違いでなかったことを確信する。『ワイチャイ』は佐山こうたのためのアルバムだと聴き始めた頃からずっと思っていた。アルバム全編をキレッキレの超絶ピアノで形作るこの人は一体何者なんだろう?それがライブに行く最大のきっかけだった。
だが、そんな自分の目論見が浅はかだったことを始まってすぐに思い知らされた。佐山こうたどころか、バックのメンバー全てが凄すぎた。『ワイチャイ』のサウンドがどのように作られたかは知らない。だが、このメンバーならマエケンの要求にも100%答えられるのだろうと思った。
(特にドラムの人が音もクールな佇まいもめっちゃくちゃに格好いいなと思い、帰宅後調べたら元カットマンブーチェの人だった。懐かしい!)
四曲目の『マシッセヨサムゲタン』で早くも会場の盛り上がりはピークに達した。『イウェイッ!!』と威勢のいい歓声が上がる。今回曲の度によく通る声で『イウェイッ!!』と叫ぶ男性がいて、マエケンは嬉しそうだった。余談だが自分はライブに行っても『イエーイ!』やら『ヒュウオッッ!!』やらが言えない。元々言う気も全くないのだが。学生の頃は少し憧れていて、一度何かのライブ中に勇気を出して『ヒュウオッ!』と言ってみたのだが、目の前の人に振り替えってまじまじと見られてからは一切やらなくなった。
身の丈に合わないことはやらない。そんな大事なことに気づかされた瞬間であった。それにしてもわざわざ振り返って見なくてもいいだろうによ。前だけ見てろっての。
もう疲れたしマエケンでは独身カテでアクセス稼げないのでここで終わります。
ただし、『ワイチャイ』は本当に素晴らしいのでみなさん機会があればぜひ。
セットリストは『ワイチャイ』を曲順通りに全曲プレイ、合間合間に過去作の曲を織り込む内容となっていた。
『ポルトガル』に続き『わたしの羽根』。マエケンのギターと佐山こうたの鍵盤の掛け合いがフリージャズっぽくて痺れる一曲だ。これこれ、これが聴きたかった。早くも今日のライブに来たことが間違いでなかったことを確信する。『ワイチャイ』は佐山こうたのためのアルバムだと聴き始めた頃からずっと思っていた。アルバム全編をキレッキレの超絶ピアノで形作るこの人は一体何者なんだろう?それがライブに行く最大のきっかけだった。
だが、そんな自分の目論見が浅はかだったことを始まってすぐに思い知らされた。佐山こうたどころか、バックのメンバー全てが凄すぎた。『ワイチャイ』のサウンドがどのように作られたかは知らない。だが、このメンバーならマエケンの要求にも100%答えられるのだろうと思った。
(特にドラムの人が音もクールな佇まいもめっちゃくちゃに格好いいなと思い、帰宅後調べたら元カットマンブーチェの人だった。懐かしい!)
四曲目の『マシッセヨサムゲタン』で早くも会場の盛り上がりはピークに達した。『イウェイッ!!』と威勢のいい歓声が上がる。今回曲の度によく通る声で『イウェイッ!!』と叫ぶ男性がいて、マエケンは嬉しそうだった。余談だが自分はライブに行っても『イエーイ!』やら『ヒュウオッッ!!』やらが言えない。元々言う気も全くないのだが。学生の頃は少し憧れていて、一度何かのライブ中に勇気を出して『ヒュウオッ!』と言ってみたのだが、目の前の人に振り替えってまじまじと見られてからは一切やらなくなった。
身の丈に合わないことはやらない。そんな大事なことに気づかされた瞬間であった。それにしてもわざわざ振り返って見なくてもいいだろうによ。前だけ見てろっての。
もう疲れたしマエケンでは独身カテでアクセス稼げないのでここで終わります。
ただし、『ワイチャイ』は本当に素晴らしいのでみなさん機会があればぜひ。
前野健太ライブ①
8月27日(土)
梅田シャングリラというライブハウスで前野健太のライブを観た。
マエケンのライブを観るのは初めてだった。アルバムは全て所持しているが、なかなかタイミングが合わず今まで行く機会が無かった。いや、正直に言うとライブを観たいとまでは思わなかったのだ。好きな曲はいくつもあるが『最高!』と心から言えるアルバムは自分の中ではいまだに無かった。今一つ抜けきらないというか。どのアルバムも少しずつ不満があるというか。素人が偉そうに恐縮だが。
それが今回の『ワイチャイ』で完全に打ち破られた。30分強と短めながら一切無駄のない楽曲と隙のないバンドのアンサンブル。聴き始めてすぐにマエケンの最高傑作になると確信した。
そして、バンドでのライブがアナウンスされてから速攻でチケットを予約し、問答無用でシフトに休みを入れたのだった。それが今日である。
夕方頃に大阪駅で降りるとやたら人が多い。土曜日の大阪なら多くて当然だとは思うが、それにしてもここまで多かったか?すれ違う人と肩がぶつからずに歩くのが困難なほどだ。ちらほら浴衣の若者がいる。嫌な予感がしてスマホで調べると、なんと夜から花火大会があるということだった。
全く知らなかった‥。なんでわざわざこんな日にライブが被るんだ。終了後の混雑を想像して早くも気が遠くなる。
うんざりしながらもライブハウスへの道を歩く。さっさとこの若者ばかりの通りをやりすごしてしまいたかった。しかし男も女も皆K-POPアイドルのようなファッションばかりだ。いつの間にこんなことになった?自分には全く良さが分からないが、若者には若者の新しい価値観があるのだろう。
開演10分前に到着。
かなりコンパクトなライブハウスだった。キャパは200~300人くらいだろうか?京野の磔磔みたいな感じだと思った。ただし、内装は綺麗で天井にはシャンデリアが付けられていた。なるほど、シャングリラ(桃源郷)というだけはある。
客の入りは8割くらいか?さりげなく見渡すと年齢層は自分と同じアラフォーあたりの人が多いと感じた。先程まで若者ばかりの通りで心細い思いをしてきたから内心嬉しく思う。しかし普段生活していてマエケンファンなど全く会ったことがないのに、この人たちはどこに生息しているのだろう?一人ずつ『ありがとうね!』と握手していきたい衝動に駆られた。
そうこうしている内に場内が暗転し、バンドメンバーが姿を現した。
『ワイチャイ』の曲順と同じ「ポルトガル」でライブはスタート。
ここまで書いてもう疲れました。続きはまた時間できたら・・。
どうせ興味ある人いないでしょうしね笑
梅田シャングリラというライブハウスで前野健太のライブを観た。
マエケンのライブを観るのは初めてだった。アルバムは全て所持しているが、なかなかタイミングが合わず今まで行く機会が無かった。いや、正直に言うとライブを観たいとまでは思わなかったのだ。好きな曲はいくつもあるが『最高!』と心から言えるアルバムは自分の中ではいまだに無かった。今一つ抜けきらないというか。どのアルバムも少しずつ不満があるというか。素人が偉そうに恐縮だが。
それが今回の『ワイチャイ』で完全に打ち破られた。30分強と短めながら一切無駄のない楽曲と隙のないバンドのアンサンブル。聴き始めてすぐにマエケンの最高傑作になると確信した。
そして、バンドでのライブがアナウンスされてから速攻でチケットを予約し、問答無用でシフトに休みを入れたのだった。それが今日である。
夕方頃に大阪駅で降りるとやたら人が多い。土曜日の大阪なら多くて当然だとは思うが、それにしてもここまで多かったか?すれ違う人と肩がぶつからずに歩くのが困難なほどだ。ちらほら浴衣の若者がいる。嫌な予感がしてスマホで調べると、なんと夜から花火大会があるということだった。
全く知らなかった‥。なんでわざわざこんな日にライブが被るんだ。終了後の混雑を想像して早くも気が遠くなる。
うんざりしながらもライブハウスへの道を歩く。さっさとこの若者ばかりの通りをやりすごしてしまいたかった。しかし男も女も皆K-POPアイドルのようなファッションばかりだ。いつの間にこんなことになった?自分には全く良さが分からないが、若者には若者の新しい価値観があるのだろう。
開演10分前に到着。
かなりコンパクトなライブハウスだった。キャパは200~300人くらいだろうか?京野の磔磔みたいな感じだと思った。ただし、内装は綺麗で天井にはシャンデリアが付けられていた。なるほど、シャングリラ(桃源郷)というだけはある。
客の入りは8割くらいか?さりげなく見渡すと年齢層は自分と同じアラフォーあたりの人が多いと感じた。先程まで若者ばかりの通りで心細い思いをしてきたから内心嬉しく思う。しかし普段生活していてマエケンファンなど全く会ったことがないのに、この人たちはどこに生息しているのだろう?一人ずつ『ありがとうね!』と握手していきたい衝動に駆られた。
そうこうしている内に場内が暗転し、バンドメンバーが姿を現した。
『ワイチャイ』の曲順と同じ「ポルトガル」でライブはスタート。
ここまで書いてもう疲れました。続きはまた時間できたら・・。
どうせ興味ある人いないでしょうしね笑