破滅に向かって~書店員日記~

アラフォー独身書店員のブログです。 よろしくお願いいたします。

2023年08月

混沌と狂騒の8月が終わる。

ようやく、だ。
もうめちゃくちゃに疲れまくった。

夏休みも終わって、明日からは日常業務ももう少し落ち着いて出来るんじゃないだろうか。ただし、気を抜くのはまだ早い。棚卸しが終わるまでは緊張状態は続くのだ。

あと10日。あと10日ほどで肩の荷を降ろすことが出来るはず。それまで耐えようか。

ちょっとした自分内イベントも用意している。

ブログも相変わらず全然書く余裕がない。ほぼ毎日更新している人たちは本当に凄いと思う。それだけでも難しいはずなのだが、神メンバーたちはそこにある程度の文量さえある。そりゃ神たる所以だな、と感動すらしてしまう。上位に居続けるのは伊達じゃない。たゆまぬ努力の賜物なのだ。

余裕が出来れば更新ペースを戻して、彼らに少しでも近づきたいものだ。

でも、諦めるのはまだまだ遅くない!!!
気楽にいこうよ!!!
そしていつかは手に入れるのさ!無限で無色で無縁なブライトリーストーリー!!!


もうヤケクソっすわ。
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8月28日(月)

仕事帰り。

めちゃくちゃに眠い。今日も大量の品出しと棚卸し準備に追われる1日だった。明日はようやく休みだが、おそらく家で残った仕事をする羽目になるのだろう。来月のシフトも壮絶なことになっていて、一体休息の日はいつになったら訪れるのだろうと思う。

あー、めちゃくちゃ眠たい。今は電車の中だが、横になればすぐにでも寝られてしまいそうだ。きっと棚卸しが終わるまではずっとこんな感じ。年々こんな生活に耐えられなくなってきている。もういい加減にしてほしい。

そういえば…ぼんやりした頭の片隅で、地元の友人Oから来ていたLINEをふと思い出した。確か昨日の休憩中のことだ。たいして美味くもないスーパーの『焼きそば&チャーハン弁当』に噛りつきながら開くと、そこにはこう書かれていた。

『来月久々に風俗でも行かへんけ?』

風俗か…。もう何年も行っていないが、気晴らしに行ってみるのもいいかもしれない。

20代の頃はOと連れだってよく行ったものだ。Oの車で繁華街へ出向き、軽く小腹を満たしてから店に入るのがいつものコースだった。そんな時、Oは決まって『ざる蕎麦』を食べた。覚えている限り、例外は一度もない。

なぜいつもざる蕎麦なのか?そんな風に聞いてみたことがある。Oはこいつは何を言っているんだ?という顔をして、一言『決まっているからや。』と言った。

もちろん、全く意味は分からない。いや、だからなんでざる蕎麦って決まってるの?と食い下がるとうんざりした顔でOは言った。

『破滅、頼むから野暮なこと聞かんといてくれや。抜きに行く前にざる蕎麦をすする。これは俺のルーティーンや。正月に餅を食べるように、節分には恵方巻きにかぶりつくように、お盆にはおはぎを呼ばれるように、風俗の前にはざる蕎麦をすする。それだけのことや。他に何の説明がいる?』

いや、いるだろと思ったが俺はもう何も聞かなかった。

さて、Oへの返信はどうしようか。

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また数日更新が滞ってしまった。

相変わらず仕事が忙しく、全く更新するような余裕が無い。今日も夏休み最後の日曜日で大勢の来客があり、一日中レジのヘルプやら問い合わせやらに追われていたような気がする。休憩中に弁当を食べながら何度か寝落ちしそうにもなった。今はようやくレジ閉めを終わらせて、駅のベンチでグッタリしているところだ。嗚呼、疲れた!

いかんなあ、と思う。出来ることなら毎日更新してアクセスも増やしていきたいのだが。そう思ってはいるのだけど、体が全然ついていかない。独身カテゴリー、今は何位なのだろう?もう下がるとこまで下がっているだろうからランキングを見る気にもならない。

とにかく、あと少しだ。あと少しだけ耐えて棚卸しも無事終わらせれば今よりは落ち着くはず。その頃には気温も下がってきているんじゃないか?そこからまた仕切り直しといこうか。

夢は大きく、だ。
今はしょぼい順位でも、いつかは独身カテゴリーの1位になってやろうじゃないか。

もし1位になったら・・きっと俺はそのことを人生の称号として生きていくのだろう。真っ先に祖先の墓前に報告に行くだろうし、名刺にも記載するだろう。もし転職することがあれば当然履歴書にも記載する。

面接官『すいません、資格欄の“ライブドアブログ独身カテゴリー1位獲得経験あり”というのは・・?』

破滅『はい、書いてある通りです!私のブログが1位になったことがあるんですよ!!我が人生の、最大の称号です…。』

面接官『はあ・・』

破滅『スゴいことなんですよこれは!ぶらり山谷、独身みーこたちがどれだけ強いかお分かりになりませんか?!』

面接官『いえ、ちょっと存じ上げないので・・』

破滅『絶対にチェックされたほうがいいですよ!彼らでさえ充分強いのに、それを圧倒するレジェンドがいましてね、もう1年以上更新されてないのに異常な強さなんですよ!最後の言葉が“ケチな男は絶対無理ーーー!!!!”』

もちろん結果は不採用だ。

さて、いつものバカげた妄想はこれくらいにして帰ろうか。

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8月23日(水)

今日もようやく仕事が終わった。相変わらず忙しくはあったが、お盆を越えて以降客数も明らかに落ち着いてきているようだ。8月もあと1週間ほど。夏の終わり、である。

お盆が過ぎ、棚卸しが終われば書店員の1年はほぼ終了したようなものだ。手帳売場の立ち上げも、クリスマス時期の喧騒も、目をつぶっていれ瞬く間に過ぎ去っていくだろう。

休憩から戻り、品出しの残りを片付けていると4回生アルバイトの清水さんが声をかけてきた。

『破滅さんすいません!本買っていいですかぁ?!』

『いいよ、ちょっと待ってね。大人買い?』

仕事上がりにコミックを複数冊購入するようだ。清水さんは現在大学の夏休み期間で、朝からのシフトに入ることがよくある。

『はい、もうまとめて買っちゃおうと思って!』

見ると彼女はマスクをしていなかった。そういえばこの子の素顔を見るのは初めてだな、と思う。採用した1回生の頃からコロナは既に始まっていたため、基本的に売場ではずっとマスクだった。顔の下半分がオープンになっただけでこんなに印象は変わってくるのか、と内心驚きを禁じ得ない。

妙な違和感だった。知っている人と話しているはずなのに、知らない人と話しているような奇妙な感覚。

清水さんはこちらのそんな思惑に気づく様子もなく、楽しそうに話し続けている。俺はやっぱりこれからもマスクを付けておこう、と秘かに思いながらレジを打った。

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タイトルの通りだ。

毎日の仕事の忙しさとうだるような暑さのせいで完全に体がバテている。

やっとの思いで仕事を終わらせ、ヘトヘトになって帰宅しぶっ倒れるように寝るだけ。休みの日も疲れが取れずひたすら横になっている。もうブログを更新する気力などあるはずもない。

ランキングのこともしばらくはどうでもいい。どこまでも落ちるところまで落ちていけばいいだろう。

100位までをざっとスクロールさせる。知らない名前もいくつか出てきている。一方で残念ながら更新をやめてしまった人もいるようだ。

スヌーザーの有名なリード文にならうならこんな感じだろうか?

ひま子のひとりごと、終了。
負け組まけお、活動休止。
アーリーリタイア東京一人暮らし、失踪。
pon酢の道半ば、カテゴリー変更。

終わるはずのない夢が、次々ついえていく。
交わした約束は、露と消えていく。
そんな時代の大きな変わり目に、
ぽっちゃり独身女のヒトリ言が、
とても象徴的なブログを更新した。

そんな感じだろうか?

全くもって意味不明だが、また気力がわいてきたら更新したい。

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