破滅に向かって~書店員日記~

アラフォー独身書店員のブログです。 よろしくお願いいたします。

2024年11月

11月28日(木)

今日からまた連勤が始まった。

昨日は充分な睡眠をとったはずだが、目を覚ました瞬間から不愉快で仕方がなかった。東京に行った次の日はいつもこんな感じだ。きっと慣れない場所で知らず知らずのうちに精神に負荷がかかっているのだろう。その反動で翌日は最悪の気分で仕事に行くことになる。

ただ、よくよく考えてみるとストレスの源は東京だけではないのかもしれない。新幹線での長時間移動、これも相当にきつい。特に今回は『席ガチャ』のハズレっぷりもひどかった。

今回席を予約したのは出発の5日ほど前だ。さすがに遅すぎるかと思ったが、空席状況を確認すると意外にもまだ5割ほどしか埋まっていなかった。窓側でも通路側でも選び放題である。

なるべく赤の他人と隣り合わせになりたくないので、がら空きだった三列席(ABC)の窓側(A)を選択する。さすがにこの感じだとあと数日で通路側(C)はともかく真ん中(B)まで埋まることはないだろう。そう思って安心していたのだが…。

当日、売店でサンドイッチとお茶を購入し新幹線に乗り込んだ。切符を慎重に確認しながら予約した席に行くと、なんと既にBCともに客が座っているではないか。

『マジか…』

さすがに声が出てしまった。

この5日の間に駆け込みで席が埋まってしまったのだろうか。愕然としながらふと周囲を見渡したが、他の真ん中の席(B)はどの列もほぼ空席である。なんで俺だけ?運が悪すぎる。

仕方がないので軽く会釈をして窓側の予約席に滑り込んだ。狭い。めちゃくちゃに狭い。真横に座られた時の圧迫感ったらないなこれ。こんな状況でのんきにサンドイッチなんて食べられるわけがない。BC席に座っているのはスーツ姿の若い男女だった。漏れ聞こえてくる会話から察するにどうやらカップルらしい。なるほど、こいつらがギリギリに2人ペアで予約したから俺の横に振り分けられたんじゃないか?

俺はバカだった。せめて通路側(C)だけが予約済みの
列を選んておけばこんなことにはならなかったはずなのに。後悔と苛立ちでどうにかなりそうな頭を音楽を聴いて必死で鎮めた。

彼らが名古屋で降りることに一縷の望みをかけたがもちろんそんなわけはなく、しっかり東京まで同じ状況が続いたのであった。

つづく

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11月27日(水)

東京から帰宅。

東大周辺、吉祥寺、神保町あたりをうろついて、古本を何冊か買って、夜は友達に会った。

まあなんと言うか…とにかく疲れた。
やはり東京は自分には合わない。当たり前だがどこに行っても人が多くて歩いているだけでもストレスが溜まって仕方がなかった。土地勘が無いからあちこち移動する気にならないし、電車に乗るにも路線が多すぎて意味が分からない。きっと主要な街の特色が分かって行き方もある程度頭に入っていれば楽しいのだろうけど。

美味しい店やセンスのいい書店なんかもいくらでもあるのだろうけど、それらへの好奇心よりも圧倒的に面倒くささのほうが勝ってしまった。

行き帰りの新幹線の混みようにも辟易した。平日の昼前にも関わらずほぼ満席。席ガチャにも見事にハズれ、おちおち弁当を食べる余裕も無い。明らかに自由席しか買っていない外国人がちゃっかり空いた真ん中の席に座っているのにもイライラさせられた。もういい加減外国人多すぎ。悪感情は別にないけどここまで多いとうんざりしてくるのが正直なところだ。

わざわざ平日の夜に時間を作ってくれた友達には感謝だが、今後は仕事以外で東京に行くことはおそらく無いだろう。

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↑友人田原(仮名)が予約してくれた門前仲町の寿司屋にて。

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さよなら東京。
さよなら東京の人たち。
結局俺には田舎のほうが性に合ってるよ。

11月25日(月)

ようやく連勤が終わった。

ほとほと疲れた。明日からは連休で東京に行く予定だ。解放感でいっぱい!といきたいところだが、今日は店で色々ありややモヤモヤした気分を引きずってしまっている。つくづく、客商売というものは気苦労がたえないものだと思う。

今から帰って明日の準備をして、なるべく早めに寝るとしようか。風邪をぶり返さないよう細心の注意を払わないと。

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11月23日(土)

来月のシフトを作っている。

どうやら今年もまたクリスマスを挟む形で長期の連続勤務となりそうだ。何度もシフトを眺めているが、どうしても休めるタイミングがない。うんざりすることしきりだが、1年で最も売上の高い12月なのだ。この時期くらいは頑張ろうか。

そこをしのげば地元の友人たちと忘年会を計画している。なんとか耐え抜いて美味い酒を飲もうじゃないか。

それまでなんとか体がもちますように。そしてどうかトラブルなく終われますように。

閉店前、客足がようやく引いた店内で夜バイトのケンタロウ君(仮名・大学4回生)と話していた。ふと今年の紅白の話題になり、出場歌手が全く知らない名前ばかりだったと俺がこぼすと彼は少し笑って言った。

『いやほんとそうっすよねえ、僕でも知らない人とかいますし…あと、なんでこの人たちが出ないの?っていうのもあるんですよ。例えばフルーツジッパーってアイドルの曲がめちゃくちゃバズったんですけど、ご存知ですか?』

『フルーツチンポ?そんなアイドルがいるの?』

『いや、ジッパーです。アイドルにそんな名前付けるわけないでしょう』

ボケではなく、完全に天然の聞き間違いだった。ケンタロウ君は呆れたような顔をしている。そして、『とにかくYouTubeにMVがあるので聴いてみて下さい』と言った。『わたしの一番かわいいところ』という曲名だという。

帰宅して早速教えてもらったMVを観たが、自分には何がいいのか全く分からなかった。曲も歌詞も幼稚に思えた。『わたしの一番かわいいところ』と言いながらメンバーたちは特別可愛いとは思えないし、おまけに全員同じような顔に見える。信じられないのはそんな曲が数千万回の再生数を記録していることだ。

とはいえ彼女たちやそのファンを否定するつもりは毛頭ない。きっと俺の感覚が年をとっただけなのだろう。ケンタロウ君に次会うときには『あの教えてくれた曲、なかなかよかったよ』と伝えるつもりだ。










11月22日(金)


※以下、今回もどうしようもない愚痴です。








今日もまた寒さに震えながら目を覚ました。


天気予報によるとこの週末からより一層気温が下がっていくのだという。はぁぁ~憂鬱だ。朝起きて仕事に行くだけでも相当な苦痛なのに、これからは寒さにも耐えしのばなければならない。


寒いのは昔から何より苦手だ。夏と冬なら断然夏を選ぶ。腹立たしいのは1年のうち寒さが占める割合が大きすぎることである。


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皆さん考えてみてください。曽我部恵一が昔歌っていましたが、毎年大体10月の真ん中あたりから肌寒くなってくるじゃないですか。


そこから11月に入ると、まだ位置付けとしては秋ですがもうしっかりと寒いですよね。


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で、12月から2月は真冬なので当然の如くめちゃくちゃに寒いです。この間はもう辛すぎて他人と話す気力も湧かないほどです(いつもやんけ)。



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そして3月。雰囲気的には春到来!という感じになりますが、実際にはそんなことは全くありません。ふっつーに寒い。1ヶ月ほぼまるごとめっちゃくちゃ寒い。毎日ダウン着用必至。どこが春だバカ野郎が!


それを引っ張る形で4月もほぼ寒いじゃないですか。やや気温が上がることもありますが、それでも薄手のコートを手放せません。


で、そのまま気温が上がることなく5月もほぼほぼ寒いじゃないですか。

挙げ句6月は冷たい雨が降ってそのおかげでこれまた毎日寒いじゃないですか。


ようやく、本当にようやく7月から寒さが終わりを告げ、待望の夏が始まるんです…。あれ、春は?


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つまり、1年において10月から6月の9ヶ月間は寒いということになりますね。
実に4分の3!いくらなんでも長すぎるでしょうが!!地球にクレームを出したい気分です。いや、よく考えたらクレームを受けるべきなのはこちらのほうなんですがね。




つまり、何が言いたいかというと…

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みんな~、このとっても辛い期間頑張って乗り越えようヤデェ!!!


おわり

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