8月15日(日)

今日は出勤の予定だったのだが、昨日からの豪雨の影響で電車が運行見合せとなり、出勤出来なくなってしまった。やむをえず有休を使い、パートの人に代理出勤をお願いした。

期せずして三連休となった。しかし気分はずっとどうしようもなく落ち込んでいるし、電車も止まっているわけで出かけるわけにもいかない。そもそもそんな気力もない。内心ホッとしつつ帰宅して、ワイシャツも脱がないままベッドに横になり、ひたすら眠り続けた。

このところ失恋のショックに加え、ハゲもより進行してきている。うまくセットしたつもりでもふと鏡を見ると地肌が見えていることが多くなってきた。だましだまし色々対策はやってきたけどもう限界かもしれない。最近は外を普通に歩くことすら苦痛でたまらない。

なんで自分だけこんなに嫌な思いをしながら生きていかないといけないのだろう。もうどうしようもないのかもしれない。生きていても仕方ないと思えてくる。いっそのことグチグチ言うより潔く自殺して全てを終わらせてしまおうか。

そうやって方法をいくつか考えた結果、やはり自分には無理だと思い直す。臆病な自分はこの期に及んでも生に執着してしまうのだった。

電車に飛び込んだり、高層ビルから飛び降りたり、毎日どこかで誰かが自殺している。めちゃくちゃに痛い思いをして死ぬほうが、生きるよりもマシだと思えてしまうのはどういう境地なんだろうか。そこに至らない自分はまだ幸せ者なのか。

失恋とハゲでどうしようもなくなって死にたい、そんなこと他人に言おうものなら『何甘えてんだ、世の中にはもっと大変な人が…』などと説教されるだけだ。誰にも言うはずがない。我慢して、我慢して嵐が過ぎるのをただ待つだけ。(しかし真剣に悩んで相談するような人に説教して突き放すバカは何なんだろう。死んだらいいのに)