12月26日(月)

休日。

いつもの喫茶店で友人たちへの年賀状を書いた。

最近はLINEやメールなどで済ませてしまう人も多いそうだ。職場のパート主婦も『書くのが面倒で今年はだいぶ枚数を絞ったんですよ』、などとこの間言っていた。聞くと旦那さんの仕事先の関係で数百枚書かなければいけないのだという。

確かにそこまで送る相手が多いと止めてしまいたくもなるだろう。その点自分は毎年たったの数枚で済むから何一つ苦にならない。交遊関係が狭くて良かったなと思う瞬間だ。

数十分後友人たちへの年賀状を書き終え、すっかり冷たくなったコーヒーに口をつける。今年は一人喪中になったので用意していたハガキが一枚余ってしまった。せっかく買ったのに余らせるのもな…、と思い代わりの人がいないか考えてみたが、思い当たる人は誰もいない。別れた彼女にでも平気な顔して送ってみるか?『今年もよろしく!!またいっぱい遊ぶんやでぇ~!!』なんて書いて滑り倒してやろうか。

馬鹿げた妄想はそこそこにして、今年はどんな一年だったかを思い返してみる。特に大したことは何も無かった。強いて言えば『ブログのことばかり考えていた一年』だ。特に後半は更新頻度もグッとあげて自分なりに頑張ってみた。

残念ながらそれでアクセス数やランキングが大きく変わることは無かったが、自分なりに楽しめてはいたと思う。ただし他のことがやや疎かになっているので、来年からはもう少し時間の使い方を改めたい。もっと本を読みたい。映画も観たい。バカげたYouTube動画を見る時間を減らしたい。人生の折り返し地点はもうとっくに過ぎているのだ。

喫茶店を出てポストに完成した年賀状を投函する。家に戻りホサカ(地元の友人)にLINEを入れた。

『年賀状今日投函したよ。悪いけど元日には間に合わないかもしれない。
来年もよろしく。残念ながら2022年はノーセックスで終わりそうだわ。』


追伸…コメント、拍手などわざわざ押していただいた方、ありがとうございました。こんな場末中の場末を漂う過疎過疎ブログを読んでもらって大変励みになっています。また更新していくのでよろしければ生暖かく見守ってください。

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