長い夜がようやく終わりを告げようとしていた。
朝6時過ぎに家に帰り、速攻で浴室へ向かった。熱いシャワーを頭から浴びて身体中の汗を洗い流すと、ようやく人心地ついたような気がした。果たして昨日の出来事は現実だったんだろうか?まるで長い夢を見ていたような気がする。現実ならば、あのあとM君はどうなったのだろう。無事にゆいちゃんとカップル成立しただろうか?それとも…。
2人のその後が気にはなったが、今はそれよりも睡魔に勝てそうにない。幸い今日はバイトも休みで予定は真っ白だ。シャワーが終われば夕方まで寝てしまおうか。
それがいい!
そう思い浴室から出ると、洗面台に置いていた携帯がピカピカと明滅しているのが見えた。メールが届いているようだ。びしょ濡れのまま手に取り確認すると、送り主はM君だった。心臓が高鳴る。
ここに、答が書かれているのだろうか?一瞬躊躇ったのち、俺はメールを開いた。
『破滅くんへ
無事帰れた?昨日は色々気を遣わせて悪かったね。
あれからですが、ゆいちゃんは僕が破滅くんを無理やり帰らせたと勘違いして怒って帰ってしまいました。もちろん告白も失敗したよ。
結局、僕は1人です。』
『・・・・嘘だろ?』
二の句が継げず、俺はその場に立ち尽くしていた。
びしょ濡れの体も拭かず、チンポも放り出したままで。
朝6時過ぎに家に帰り、速攻で浴室へ向かった。熱いシャワーを頭から浴びて身体中の汗を洗い流すと、ようやく人心地ついたような気がした。果たして昨日の出来事は現実だったんだろうか?まるで長い夢を見ていたような気がする。現実ならば、あのあとM君はどうなったのだろう。無事にゆいちゃんとカップル成立しただろうか?それとも…。
2人のその後が気にはなったが、今はそれよりも睡魔に勝てそうにない。幸い今日はバイトも休みで予定は真っ白だ。シャワーが終われば夕方まで寝てしまおうか。
それがいい!
そう思い浴室から出ると、洗面台に置いていた携帯がピカピカと明滅しているのが見えた。メールが届いているようだ。びしょ濡れのまま手に取り確認すると、送り主はM君だった。心臓が高鳴る。
ここに、答が書かれているのだろうか?一瞬躊躇ったのち、俺はメールを開いた。
『破滅くんへ
無事帰れた?昨日は色々気を遣わせて悪かったね。
あれからですが、ゆいちゃんは僕が破滅くんを無理やり帰らせたと勘違いして怒って帰ってしまいました。もちろん告白も失敗したよ。
結局、僕は1人です。』
『・・・・嘘だろ?』
二の句が継げず、俺はその場に立ち尽くしていた。
びしょ濡れの体も拭かず、チンポも放り出したままで。