破滅に向かって~書店員日記~

アラフォー独身書店員のブログです。 よろしくお願いいたします。

カテゴリ: 旅行

『破滅の様に・・・高松旅行記②』

『めりけんや』を出た後はアーケードに向かってゆっくりと歩いた。まだまだ満腹には程遠い。いくらでも食べられそうな気分だった。

通りには意外にも若者のグループが多い。春休みに仲間内で旅行に来たのだろうか。きっと皆でワイワイ言いながらうどんを食べ歩くのは楽しいだろうな、と思った。

いつ頃からか1人で出歩くことに何も感じなくなった。昔ならグループやカップルが目に入ると引け目を感じていたものだが、今は全く気にならない。美味しそうな店があれば普通に入るし、初見の居酒屋だって何の抵抗もない。俺は変わったのだ。それがいいことなのかと問われれば答には窮するけれど。

2軒目に行く店は既に決めてあった。アーケード近くの人気店、『綿谷』だ。

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事前に調べたところ、旅行系YouTuberたちがこぞって絶賛していたのがこの店だった。正午を過ぎて店の前には既に長い列が出来ている。かなりの人気店なのだろう。期待に胸を膨らませながら最後尾へと足を進めた。

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『ぶっかけ(ひや・小)、ちくわ天』

やはりうどん屋の回転はめちゃくちゃ早い。列はサクサクと進み、ここでもあっという間にありつくことが出来た。今回はちくわ天も購入。一見して分かるのが、先程の店と麺の感じが全然違うこと。キラッキラに輝いて美しいのだ。まさかうどんに美しいなんて形容詞を使う日が来るとは思わなかった。このツヤ、画像でわずかでも伝わるだろうか?さて、味はどうなんだろう。ワクワクしながら一口すすり上げると・・。





『ちゅ、ちゅんまぁぁぁぁぁっっっっっっっっっっっ!!!!!!!!』






遂に出た。

“うんまっ!!”の最上級、“ゆんまっ!!”。

それをも超える最上級中の最上級、“ちゅんまっっっっっっっっっ!!!!!!!”である。


これは旨すぎる!!コシのある麺もさることながら、お出汁がめちゃくちゃ旨い!!いりこだしだろうか?こんな美味しいうどんのお出汁は初めてだ。ちくわ天もネギも無くていいとさえ思った。このお出汁とうどんだけで他に何もいらないくらい完璧に成立している。

ランチタイムでごった返す店内で一人無言でのけ反り続ける俺がいた。

しかもこの店、味も最高だがボリュームも凄かった。小を頼んだはずなのに、さっきの店の軽く2倍はあったんじゃないか?おかげで腹はパンッパンになってしまった。もう一軒ハシゴしようと思っていたが、とてもそんな余裕はない。

幸せな気持ちとともに完食する。それにしても旨いうどんだった。もはやこの時点で完全に満足し、うどん以外のものが食べたくなっていた。


続く?

3月某日。

運良く取れた連休を使ってフラりと高松へ行ってきた。

今回の旅の目的はただ一つ、うどんを食べることのみだ。二日間胃腸が許す限り、ただひたすらうどんを食べて食べて食べまくってやろうじゃないか。

名付けて『うどん乱れ食いの旅』、である。うどんに抱かれ、うどんと愛し合い、果てはうどんと心中するような心持ちで俺は新幹線に乗った。

※奇しくも同じ独身カテゴリーの『柳の様に・・・』さんが同時期に高松へ出かけたことをブログに記されていた。内容被りになると悪いのであえて書くのを遅らせました。

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破滅に向かって 特別編

『破滅の様に・・・高松旅行記』

昼前に高松駅に到着した。行きたい店は事前に調べて目星を付けてある。GoogleレビューやYouTubeを参考にしたが、ただでさえうどん屋が多いのに加え、そのどれもが高い評価のものばかりで目移りしてしまった。

ひとまず最初のうどんを食べに行こう。朝から何も口にしておらず腹は限界まで空いている。移動するのも億劫になり、手っ取り早く駅前の『めりけんや』に入ることにする。

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ビジネスマンや観光客でさっそく行列が出来ている。回転は早く、5分ほどの待ちでうどんにありつくことが出来た。

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『肉ぶっかけうどん(ひや)小』(580円)

旨い…。普通に旨い。甘辛い肉と冷たいうどん、これで美味しくないわけがないのだ。驚きとかは無いけれど安心の味。

昼休みのビジネスマンたちが続々と入店してくる。さくっと完食し店を出た。滑り出しは上々、さて二軒目へ行きますか!

画像を貼る作業に疲れたので次回持ち越し。
(その80まで続く予定)






さあ、ようやく境港に着いたワ!

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駅にはこんなに大きな鬼太郎イラストがあるの!
それにしてもこの日も天気は雲一つない快晴。気持ち良かったワァ~。

早速水木しげる記念館に向かったんだけど、思っていたより人が少ないの。まだ午前中だからかな?って思っていたんだけど、いざ記念館の前まで行ったら…

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ん、何か建物に幕がかかってる?

なんとなく嫌な予感がして近づくと…

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4月までリニューアル工事中!?

全く知らなかったワ…。

痛恨よ。ほとんどこれだけのためにはるばる来たのに…。当たり前に営業していると思い込んでたワ…。

どうりで人が少ないわけネ。泣けてくるわヨ…。

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『念のために事前に確認しとけヨ、島根旅行の後編☆』

もう帰ろうかと思ったけど次の電車はまさかの1時間半後…。仕方なく海沿いをうろつき、通りがかった店で海鮮丼を食べて帰ったワ…。

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しかしまさかリニューアル中とは思わなかったワ…。今度はどんな感じに仕上がるのか気になるけど、正直しばらく行くことはないわネ…。しかし、自分のリサーチ不足に嫌気がさすワヨ…。ほんっと悲しすぎたワ。

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『泣けてくるゾ、島根旅行の後編☆』

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結局、最後はまた鬼太郎ラッピング列車で帰ったワ。

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『盛り上がりもオチも全くないゾ、島根旅行の後編☆』


おわり


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『まだまだ続くゾ、島根旅行の後編☆』

さて、そろそろこのキャラもしんどくなってきたから残りサクッと終わらせるわよ~。

居酒屋飲みを終えて、ほろ酔いで松江駅前からはるばる宿まで歩いたワ。30~40分はかかったかしら?駅周辺のビジネスホテルは全滅で、そんな離れた場所しか予約出来なかったの。今までなら直前でも余裕で抑えられたのにネ…。コロナ以降をまざまざと感じたワ。

ようやくたどり着いたそこはビジネスホテルというよりは民宿と呼んだほうが近い佇まいダッタの。部屋には冷蔵庫もなくて、事前に買っておいたビールがぬるくなって困ったワ。おまけに歯ブラシもなくてね…。これにはさすがのワタシも閉口ヨ。

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『ネットでの下調べは絶対必要だゾ、島根旅行の後編☆』

結局汚い口のまま寝るハメになったわヨ。けれど、フロントのおばちゃんは優しくて不満点も大体はオールオッケーになったわ。
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『おばちゃん優しいゾ、島根旅行の後編☆』

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ちなみに、これが部屋の写真よ。
なぜか分からないけどツインに案内されたワ。

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『ツインはいらんゾ、島根旅行の後編☆』

翌日はせっかくなので境港まで行ってみたの。

お目当てはもちろん大好きな水木しげる記念館ヨ。以前も行ったけど、記憶はだいぶ薄れてるしネ!それに妖怪ロードももう一度歩いてみたかったノ…。

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ねえ見て!境港までの電車は座席も特別仕様になってるのヨン!猫娘、かっわぃぃ~♪でもちょっと待って…。

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猫娘って、こんな魅惑的なポーズとる子だったかしら?

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『やけにエロいぞ、島根旅行の後編☆』

さ、時間がきたから仕事に戻るワ。

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『そろそろ怒られるゾ、島根旅行の後編☆』





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さぁ、続きいくわヨ~!

例のごんぶとしめ縄は離れて見るとこんな感じ。あれ、言うほどごんぶとじゃないじゃんって?こんな写真じゃ一ミリたりとも凄さは伝わらないみたいネ。実際に行って見てごらんなさい。

ものすごい、ごんぶとだから。

呆れるくらい、ごんぶとだから。

もはや、少し笑うから。

そういえば、ものすごくくだらない話を思い出したから書いてもいい?。出雲大社には15年前くらいにも行ったの。その時もごんぶとに完全にヤられて、近くでごんぶとなナニを携帯カメラで撮りまくったのね。その数、数十枚はくだらなかったかしら。

で、翌日から地元の友人“ホサカ”(仮名)にメールでその画像を送りまくったのよ。『ボクのチンポです』という文章を添えてね。連日送りまくって、80回目くらいかしら?突然ホサカから電話がかかってきてね。

『いい加減にしろやコルァァァァッッッ!!』って開口一番殺す勢いで怒鳴られたのよ。あの温厚なホサカが声を荒らげたのは後にも先にもこの時だけだわ。

さあ、どうでもいい話はここまでにして次いくわよ。

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それにしても、本当に天候には恵まれた2日間だったわ。空は青すぎるくらいに青くて、暖かくて、光を浴びた木々たちがキラキラと輝いていたわ。いつか私の人生が終わりを迎える時はこんな穏やかな日がいい、そんな風に思ったの。

あー、素敵なとこだったナ、島根・・。

ま、バスも電車も本数が少なくて、移動に時間をとられてばかりだったのはたまにキズだけど、ネ。

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『車がオススメだぞ、島根旅行の後編』

そんな感じで駅まで戻ったらもうすっかり夕方だったわ。この日は松江駅まで移動して近くの居酒屋で一人静かに飲んだの。店員のお兄さんは呂布カルマ似で内心ビビりたおしてたけど、会計のとき話しかけてくれてめちゃくちゃいい人だった・・。そのギャップにドキドキしちゃったわン☆それ以外にもこの旅行で会った店員さんは皆いい人ばかりだったわヨ。

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『いい人ばかりだったゾ、島根旅行の後編☆』

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